オーダー品を依頼するときの注意点(3)
カツラの内側の細かい点を決めるとき
カツラの内側に使われる素材について紹介いたします。主にカツラの土台となるベースの種類とカツラの固定法の種類、という2つになります。
■ベースの種類
・ 伸縮性のあるネット状の素材
・ 伸縮性のないネット状の素材
・ 人工皮膚
ベースをネット素材にした場合、メーカーによっては植毛するベースと頭皮に当たるベースを別にするところがあります。その場合は、植毛ベースの内側に、もう1枚ネットをつけて、ダブルネット状態になります。
■固定法の種類
・ 専用ピン―――――パチンと止めるような仕組みで、クシ付き
・ 専用の両面テープ―――――全頭タイプに多く使用されるもの
・ 力金―――――全頭タイプ用。左右のもみあげ部分などに入れる柔らかい棒状の針金
・ 紐―――――全頭タイプ用。左右の耳の後から後頭部にかけて紐を通し、後頭部で縛るもの
・ ゴム―――――全頭タイプ用。左右の耳の後から後頭部にかけてゴムが通っている。フィット感を調節できるアジャスター付きのもの
力金・紐・ゴムは、専用のピンや両面テープの補助的な役割を果たすものです。メーカーによっては、両面テープと同じような目的で使う、専用の接着剤もあります。
ベースの素材がネット素材で、固定法を両面テープもしくは接着剤にした場合のみ、ネットにテープを貼る粘着性が弱くなるため、「はり布」という、テープを貼るスペースを作ります。
その場合、そのスペースの素材を選ぶ必要があります。ただし、ベースが人工皮膚の場合は、直接テープを貼っても粘着性に問題が無く、はり布を作らなくても大丈夫です。